あらたなせいかつ月曜日

 あらら、いつのまにか12月だ。早いものだなあ。
 日記を書かないでいたあいだに、退職の申し出をし、ヨガに通い、引き止めはあったものの振り切り、仙台まで食育の講演会を聞きに行き、日帰りで東京に行き、生理痛で気絶しそうになり、送別会をしてもらい、無事に退職し、「ニュー・シネマ・パラダイス」を観て、親戚の家に遊びに行き、三線に触らせてもらった。長いようで短かった1年半。会社の合併という、なかなかしたくでもできない経験をさせてもらって、自分にとってもプラスになったと思う。職場は本当に大好きな人たちばかりで、退職するのはさみしかったけれど、自分の道に進むため。やっとこの歳になって自分のやりたいことがはっきりしたのだから、そのために踏み出さなきゃ。また、いつかどこかで会える日も来るだろう。ひとまず、来年から1年間学生に戻る予定。
 そんなわけで今日からは晴れて無職の身。無職って、本当に居心地が悪い。ひとつ派遣の顔合わせに行ってきた。このまま決まってくれるといいけれど。自分を律するものが何もないと、私はただひたすらだらだら怠けてしまう(専業主婦に向いていない証拠だ)。夜、帰ってきた夫とごはんを食べてからテレビを見ていたら、退職後の心配をしてくれている父から電話があった。こういうところ、私の両親は正反対の性格をしている。仕事辞めることにした、と言っても、母は「あらそう、何とかなるんじゃない?」と根っからの楽天家だし、反対に父は「次も決まってないのに先に辞めちゃって、これからどうするんだ」と言う傾向にある。私は性格的には父に似ているけれど、似ているからこそ父にそういうことを言われてしまうとやたら不安になってしまうので、こういうときは、何の根拠もなくても「大丈夫」と言われたほうが心強いことは確か。父も心配してくれての発言だということは十分わかっているので、うまく受け流す術も身につけたけれども。何にせよ、早く働きたいなあ。