チャントの残る火曜日


 毎月言っているけれど、もう8月かー。早いなあ。あまりにも時間が過ぎるのがはやすぎて、自分の周りだけ2倍速で日付だけが変わっていくような感じがする。
 日曜日は、図書館に寄ってから母を拾っていつものカフェへ。開店直後に入ったらお客さんは誰もいなくて静か。来るときはわりといつも混んでいることが多いので、このときばかりとゆうゆうと座れるソファ席を陣取る。私はコーヒーとシフォンケーキ。シフォンはふわふわしていて、添えられたブルーベリージャムも甘さがちょうどよくておいしかった。いつもよりほんのすこし音楽のボリュームが大きめだったかな。おいしいコーヒーを飲んでぼうっとできる時間は至福。もうちょっと近くにあったらいいのになあとも思うけれど、わざわざこのコーヒーを飲むためにドライブするというのも捨てがたい。結局、近くても遠くても好きなお店には通うということなのだね、きっと。このあいだ行った村山の和菓子屋さんもすごく素敵だったし、自分の好きなお店がちょっとずつ増えていくのはとても嬉しい。母を送り、私たちもそのまま帰宅。夫はつけめんをゆでてお昼ごはんにしていたけれど私はお昼をパスして昼寝。土曜日からどうも胃の調子が悪く、おなかを壊したりしているので1時間くらい寝る。起きてから準備をして、モンテの観戦のためにスタジアムへ。対ガンバ戦。開門が15時30分だったので、それに合わせて早めに行く。この日は「浴衣でナイト」というイベントをやっていて、浴衣で来場した人は選手と一緒に写真が撮れるという特典があったり、屋台や縁日のゾーンができていたり、尾花沢すいか(おいしいんですよ!)を先着1000人にふるまったりと、ほんとうにお祭りみたい。浴衣で来ている人もたくさんいたし、相手がガンバということもあってか、いつもより人が多かった。私も浴衣を着て行こうかと思っていたのだけれど、ゴール裏で応援するには浴衣は不便だし、雨も心配だし、ついにレプユニを買ったしで、浴衣はやめた。蒸し暑くて、浴衣で来なくて正解だった、と思う。18時キックオフ。以前モンテに在籍していた佐々木勇人レアンドロに対しては、みんな愛のあるブーイングでこたえていて、J1で対戦できるのっていいなあと思う。前半に1点入れられて、前半は終始ガンバのペース。やっぱりスピードが違う。あまりの暑さともともとの体調の悪さであんまり声が出なくて、水分をとってもとっても身にならない感じだった。0-1のままハーフタイムに突入し、トイレに行って帰ってきたら突然の激しい雨。自分のと夫のタオルマフラーを2枚かぶっていたけれど、雨は激しくなるばかりなので、急遽夫がポンチョを買ってきてくれて(最後の1つだったらしい)、カッパ姿で応援。雨のおかげでちょっと落ち着いて、声も出るようになった。そして値千金の同点ゴール。後半は山形ペースになることが多くて、逆転もできると思ったけれど、結局1-1のドローで試合は終了。でもみんなよくがんばった! 貴重な勝ち点1。出口に殺到する人たちを尻目に、私たちはたらたらとスタに居残り、牛タンを食べたりしてのんびりしてから21時半に帰宅。雨で濡れたので即お風呂に入り、夫と「くたびれたねー」と言いながら寝た。
 昨日は月初恒例の営業所会議。6時間以上ずっと会議をしているというのもしんどそうだな、と他人事のように思う。異動の内示が出る日ということもあって、営業所全体がちょっと沈み込んだ感じ。誰に内示が出たのか、私もまだ知らないのだけれど、私が入ったときからいる人がすこしずつ減っていってしまうのはさみしいな。
 今日から七日町の大通りでは物産市、明日からは花笠まつり。夏なんだなあ。金曜日まで乗り切れば、あとは9連休の夏休み。