2007年読了リスト164-171
読書の秋の前に読書の夏。
164。宮部みゆきは何回読んでもおもしろい。これも以前読んだことがあるのだけれど、毎回新鮮な驚きをもって読める。ぐぐっと引き込む力が強いのは、やっぱり宮部みゆきならではだなあ。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2002/09/10
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- 作者: 宮部みゆき
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165。平さんの本は今年になって読むようになった。なんだかドラマの脚本を読んでいるような、さらさらとした感覚で読める。今まで何冊か読んできたけれど、この本はそれほど私にはおもしろく感じられなかったなあ。また別のものも読んでみよう。
- 作者: 平安寿子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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166。江戸川乱歩賞、という文句に惹かれて借りてみた本。これがデビュー作らしいけれど、1作目にしてはうまいなあ、と思う。犯人にあの人が関わってくる、というのもひどく意外でおもしろかった。でも、実際にこんなことがあったら、とてもやりきれない。
- 作者: 薬丸岳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/09
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167。以前読んだことがあるけれど、文庫を購入したので、改めて読み直し。瀬尾まいこも、これがデビュー作だ。何回か借りて読めずに返して、ということが以前あったのだけれど、どうしてあのときは読めなかったのかなあ。表題作も、「7's blood」もとてもいい。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/06/28
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168。『模倣犯』は夢中になって読んだのを覚えている。そのなかに出てくる、ルポライターの前畑滋子に焦点を当てたこの本。買ってきた母に先んじて、あっという間に読了してしまった。9年という月日が流れても、あまりにも自分のキャパシティを超えるものに出合ってしまうと、そのまま時が止まってしまうのだろうか。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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169。実家にあるのを知っていながら、やっとやっと読んだハリポタ。巻が進むごとにだんだん話が重くなってきて、漂う空気が暗くなっているのは否めない。それでも、ずいぶん主人公たちは成長したなあと思う。次の最終巻でどうなるのか、読むのがとても楽しみ(原語で読む根気はない)。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
- 作者: J. K.ローリング,J. K. Rowling,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: ハードカバー
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170。この本の平さんはとてもおもしろかった。傍若無人で自己中心的で、ともすれば嫌われ者になりそうな志津子が、とても魅力的に書かれている。傍若無人な振る舞いをしても、そう見えない人っているんだよね。愛すべき人。
- 作者: 平安寿子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/11/19
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171。デトックスはたしかにブームにはなったけれど、ただのブームで終わらせるものではないと思う。現代に生きている以上、どうやっても毒は体内に溜まっていってしまう。それをきちんとそのつど体内から流していくことが大切。自分にやれることを、すこしずつ。
- 作者: 大森隆史
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2006/04/20
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今は池澤夏樹を読んでいるところ。