くたびれ果てた土曜日

 夫が既に書いているのだけれど、水曜日の深夜に夫のおばあちゃんが亡くなった。前日の火曜日に救急車で運ばれ、でも2週間ほどの入院で済むだろうと言われ、その日の夜に顔を見に行ったばかりだった。お見舞いに行ったとき、昨年亡くなった私の祖父母の最期の時期にあまりにもよく似ていて、それだけでぐすぐす半泣きになってしまった。次の日の朝6時を過ぎたところで夫の携帯電話が鳴り、その音で、ああ、と察した。そのあとはもうばたばた。お通夜は当日、お葬式が翌日の木曜日だったので、とにかく慌ただしいことこの上ない。お通夜は自宅で。自宅でやるのは、私ははじめて。何をするにも、自宅では大変だ、と思う。私の実家の周りでは、近所の人が何かを手伝うということはほとんどないけれど、みんな家の中に入ってくるのがおもしろかったり鬱陶しかったり。いろいろ言いたがる人も、中にはやっぱりいるし。結婚してから2年ちょっと、はじめてお会いしてから3年くらい、あんまり頻繁に話をする機会はなかったけれど、それでももうおばあちゃんがいないんだと思うと、なんだかどこかにぽっかり穴があいてしまったよう。おばあちゃん、お疲れさまでした。


 今週はそんなわけで仕事に行ったのは2日だけ。それでもくたびれ果てた。ぐったり。