タリック先生のワークショップに参加

 楽しみにしていたワークショップ。昨日の朝のマイソールは7時スタートだったので、5時過ぎに目覚ましをかけて起き出す。窓が結露でびっしり濡れている。三年番茶をかたわらにサブレを2枚つまみ、6時半に家を出て、実家の駐車場に車を置いて会場のスタジオまで歩いていく。それほど広くないスタジオに15人近くが集まって、タリック先生が登場。背がとても高くて足が長く、とても細い。いつものエスタのレッスンはレッドクラスなので、マイソールは久しぶり。みんなの呼吸音だけが聞こえて、それが逆に集中できる。アーサナの順番があやふやになったりしたところはあったけれど、マイソールもいいなあ、と思う。以前に比べたらだいぶうまくなったじゃーん、と最近思っていたのだけれど、そんなのとても甘かった。上には上がいる。私なんてまだまだビギナーの域を出ない。マイソールが9時前に終わったので、いったん実家に戻り、またスタジオへ引き返して、今度はジャンプスルー・ジャンプバックのワークショップ。プライマリーシリーズのスタンディングの見直しもあって、今までの私のアーサナがいかに生ぬるいものだったかを思い知る。とにかく練習すること、と頻繁にタリック先生も言っていた。まずは練習なんだな、やっぱり朝起きることにしよう、と思う。ワークショップは12時過ぎに終了。


 今日のマイソールは7時スタート組と7時半スタート組に分かれて、私は7時半スタート組。起床は5時半。昨日と同じようにサブレをかじって三年番茶を飲み、7時過ぎに出発。スタジオのドアを開けると、呼吸音だけがスタジオの中に響いていた。朝のマイソールは、はじめは固まっていた体がだんだんほぐれて柔らかくなっていくのが手に取るようにわかって、とても気持ちがいい。朝日を浴びながらヨガをするのは気持ちがいい。タリック先生のアジャストはとても力強くて、でもいやな力の入り方じゃない。寝ている亀のポーズから両足を首・肩の上に乗せるポーズに移るときのアジャストが特に強くて、いつもだとすぐにはずれてしまう足がいつまでもロックされたままで、はずれなくて逆に焦るくらい。あとから考えたら、完全にすっとばしてしまったアーサナが2つあったのだけれど、まあいいことにする(いいのか!)。マイソールが終わってからほかの人が持ってきてくれたりんごやかぼちゃプリンを食べ、10時からはバックベンドのワークショップ。私はキアリ奇形のせいで頭と首、もともと弱い腰、というバックベンドには欠かせないパーツにウィークポイントを抱えてしまっているので、無理はしないようにと思っていたのだけれど、こういう機会だし、とついついがんばりすぎてしまったようで、途中で首が痛くなって気分が悪くなり、スタジオの外に出てしばらくいい空気を吸ったあと、終わり近くまで見学。エスタも首にトラブルを抱えているので、ハルナの首が痛いのはよくわかる、とにかく無理しないでー、と言われる。バックベンドも、前に比べたらできるようになったほうだと思うけれど、まだまだだなあ。セカンドシリーズに進むにはドロップバック(直立した状態から体を反らせてブリッジをし、そこからまた元の直立した状態に戻る、というポーズ)ができることが要求されているそうだ。心身が強くないと、まだまだだなあ。全部きちんと参加できなかったのは残念だけど、タリック先生のクラスを受けられたのは本当に嬉しかった。もっと練習をがんばろうと思えた。まだまだだ、私。とにかく練習を積み重ねていこう。