努力≠結果

 いくら自分が努力しても、何の結果も得られないということを認めるのはしんどい。
 以前勤めていた会社の上司に、「お前は目標を立てたらそれに向かってすごくがんばるし、それはすごくいいこと。だけど、必ずしも望んだ結果が得られないということだってあるんだから、それはちゃんと覚えておきなさい」と言われたことがある。仕事にしても勉強にしてもピアノにしてもヨガにしても、自分がやればやっただけのものが返ってくるというのが自分の身にしみていて、だからこそ、努力しても報われないということに耐性がない。こんなにがんばってるのに、こんなにやってるのに、といじけて内向的になり、うじうじして逆に攻撃的になる。今さら何を青臭い、と言われそうだけれど、本当にそうなのだからしかたがない。自分では挫折を味わったつもりでいたけれど、そんなの挫折でもなんでもなかったのかもしれない。そして、自分が手に入れられない理想を実現している人がいるから、またそれに劣等感を感じてしまう。33歳の大の大人の言葉とは思えませんな。結局、私は甘ちゃんなんだよなあ。最近、それをつくづく感じる。経験値を高めねば。そして、自分にとっての幸せはどういうことなのかをきちっと見極めねば。