第31節鹿島戦

 うーんうーんうーん。残留決定のかかったこの試合で、0-2で負け。
 でもねえ、私は別に悲観していないのです。決定していないとはいえ、もう降格圏の2つが決まってしまい、残るは1枠。今その位置にいる柏とは勝ち点7の開きがあるし、得失点差だってかなりのもの。昨日は柏が大爆発して5-0で勝ったけれど(清水、ふがいないなー)、残り3戦ということを考えるとかなり山形が有利。天皇杯では大学に負け、昨日はシュート0本だったけど、かっこ悪くてもなんでも、今年はJ1に残れればいいのだ。今日の失点だって、1点はPKだし、PKならもうしょうがないじゃーん、実質1点で抑えられたんだから大丈夫大丈夫、と思っている。もともとが悲観的にできているわりに、モンテについては私はオプティミスト。次はホームで大宮戦だー。
 それにしても鹿島は強かった。すべてにおいてレベルの違いを感じた試合。山形は初J1なせいもあるのか、どうもビッグクラブに乗り込むと、相手の雰囲気にのまれる傾向にある。浦和戦もそうだったし。パスが通らない、ボールポゼッションができない、シュートにつなげられない。鹿島がどの場面でも1枚も2枚も上手で、さすがに2連覇するようなクラブは違うなー、と思う。そのなかで嬉しかったのは、かわいいDF山田きゅんがリーグ戦デビューを果たしたことと、雄太が初ベンチ入りしたこと。山田きゅんのロングスローインは、あれは武器になるよきっと。ウエクがはずれたのは残念だけど、雄太のベンチ入りは本当に嬉しい。コバリョの怪我がひどくないかが心配。
 夫の言葉を借りるなら、「サッカークラブは苦痛を売っている」のだそうだ。たしかに、常勝クラブならともかく、モンテは地方だし株式会社じゃないからお金がなくていつも貧乏だし(その分身の丈経営ですけど!)、ましてや今年J1に上がったばっかり。対戦したって、勝てる試合は限られている。けれど、その勝ち試合の味を覚えると、もうサポーターはやめられないんだよなあ。ただ楽しいだけの場所ならスタジアムじゃなくてもたくさんあるし、負けた試合を見たくなければ、強いチームを応援すればいい。けれど、私にとってのモンテはそういうものじゃないんだよなー。すっかりモンテにはまっている自分に、私がいちばんびっくりしている。