2007年読了リスト133-140

 133。岡尾さんは好きなスタイリストのひとり。これはアフタヌーンティーのサイトでときどき読んではいたけれど、1冊にまとまったものを読むとまた違う感じがする。ちょっとピントが甘いポラも、いかにも岡尾さんらしい。

Room talk

Room talk


 134。上記の本の続編、となるのかな。こっちは国別にまとめてあって、とりわけ後ろのほうに出ていた岡尾さんの旅行カバンの中身拝見のページがとても好きだった。こういう、人のカバンとか日常をちょっと覗き見するのが大好き。

Room talk 2

Room talk 2


 135。また自転車に乗るようになって1年あまり。今乗っているのはマウンテンバイクだけれど、いずれもうちょっと違うタイプの自転車に乗りたいな、と思う。でも、この著者のように、古稀を過ぎてまで自転車で遠くに行こうとは、きっと思わないだろうけれど。

こぐこぐ自転車

こぐこぐ自転車


 136。梨木香歩の本は定期的に読みたくなるので、いつでも手元に置いている。この作家の本だけは手放そうとは思ったことがない。きちんと生きること、について、いつも考えさせられる。

りかさん (新潮文庫)

りかさん (新潮文庫)


 137。三浦しをんは本当にいろいろな本をジャンル問わず読んでいるなあ、と思う。それに比べると私の読書傾向ってとても偏ってるなあ。きっと読まず嫌いなので、読んでみると新しい発見があるんだろうと思いつつ、なかなか手を出せない。この本の中からおもしろそうなものを拾って読んでみようかな。

三四郎はそれから門を出た

三四郎はそれから門を出た


 138。書店で装丁が目についたので立ち読んでみたら、おもしろくてやめられなくなってしまって3分の2くらいは立ち読みで読んでしまったほど。ただ、正直最後まで読み通してみて、主人公がそこまで姉に肩入れする気持ちはよく理解できなかったかなあ。ぐいぐい読ませるスピード感は、やっぱり真保裕一ならでは。

最愛

最愛


 139。どこかでおもしろいという感想を読んだので借りてみた。この手の犯人探しをするミステリーって、普段はあまり読むほうではないけれど読み始めるとどんどん読んでしまう。6年前の事件がこういう形で関わってくるとはまったく予想していなくて、ちょっとびっくりしてしまった。映画化されるそうだけれど、そっちはどうなるのかな。

犯人に告ぐ

犯人に告ぐ


 140。そしてまた同じような本が続く。『SOKKI!』がわりとおもしろかったので、この作家の名前は覚えていたけれど、この人がドラマの「アンフェア」の原作者なのね。そしてこの本はその「アンフェア」の原作の続編。ドラマはまったく見ていなかったけれど、これを読む限りおもしろそうだなと思った。こんな型破りの刑事、いたら会ってみたい。

アンフェアな月-----刑事 雪平夏見

アンフェアな月-----刑事 雪平夏見