2007年ベスト本

 小説部門、3冊。
 言わずと知れた本屋大賞受賞作。おもしろくて、3巻もあるのに数日で読み切ってしまった。運動音痴もいいところの私が、なぜか走ってみたくなった本。

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

一瞬の風になれセット

一瞬の風になれセット

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

 重松清は、今年になって読むようになった作家。これは仙台に行くバスの中で読んで、涙が止まらなくて困ってしまったのだっけ。ぜひ手元に置いておきたい本のひとつ。
青い鳥

青い鳥

 角田光代は好きでかなり読んできたほうだと思うけれど、この作品は今までの角田光代の中でもダントツ。扱っているテーマは重くて暗いのに、不思議とそれだけにならない。うまいなあ、と思う。
八日目の蝉

八日目の蝉

 エッセイ部門。
 もともとカヌーとかカヤックにすごく興味があったのだけれど、この本で一気に火をつけられた。来年は夏場にカヤックをやってみようと思う。こういう、手触りのある文章を書いてみたい、と思う。
水辺にて―on the water/off the water

水辺にて―on the water/off the water

 そして、大好きなミムラが書いた『ミムラの絵本日和』に触発されたので、来年は1ヶ月に1冊ずつ絵本を買ってみようと思っている。来年もいい本にたくさん出合えますように。