2008年読了リスト007-012

 やっとエンジンがかかってきたかな。

 007。自分以外の人が何を読んでいるのかということにすごく興味があるので、やっぱりこういう本は楽しんで読んでしまう。自分の好きな作家が自分の好きな本を読んでいたりするとますます好きになるし、あんまり読まなかった作家と読書傾向がかぶるとがぜん気になったりして。

作家の読書道

作家の読書道

 008。医療もののフィクションは大好きでよく読むけれど、これは期待したほどおもしろくなかったなあ。ちょっと残念。だらだら読み進んで終わってしまった感じ。龍彦の死がもっと絡んでくるのかと思ったら、それも拍子抜けだったし。

Cの受難

Cの受難

 009。佐藤正午は何年か前に1冊読んだことがあるだけで、ふだんは手にも取らないのだけれど、これは書名が気になって借りてみた。うん、わりと好きなタイプの文章を書く人かもしれない。今度また別の本も読んでみよう。

ありのすさび

ありのすさび

 010。本に限らず、自分以外の人がどういうものに愛着を持っているのか、どういうものが好きなのかに興味があるのかな。私にとってのこういう日用品ってなんだろう、と考える。今だったら、実家から譲り受けたソファかな。私が横になるとちょうどくらいの大きさなので、ソファの上で昼寝をすることもしばしば。今は白い毛足の長いカバーをかけているので、猫みたいな手触り。

くらしのなかの日用品 (ダ・ヴィンチブックス)

くらしのなかの日用品 (ダ・ヴィンチブックス)

 011。薄くてさらっと読めてしまう本。厳密にマクロビオティックはできないと思うけれど(根が食いしんぼうだし)、玄米を食べたり動物実験をしていないような化粧品を使うこととか、自分にもできることが書いてある。基礎化粧品は、今度ヴェレダを使ってみようと思っているところ。

きれいになること―Natural Care Life

きれいになること―Natural Care Life

 012。読んでいてつらくなってしまうような本だった。こういうときに思うけれど、私はまだ自分の小学校時代を完全に手放せていないのだな、と痛感する。もうあんな目に遭うことはないし、遭ったら遭ったである程度の対処法は身につけているはずなのに、それでもつらい。そのつらい経験を思い出してしまうくらい、この本はリアルだった。

ナイフ

ナイフ