期待以上

 会社の人にチケットをもらったので、naomi&goro*1のライブに行ってきた。山寺の風雅の国でのライブに行くのははじめて。naomi&goroも、名前は知っていたけれどあまりちゃんと聴いたことがなかったのだけれど、すごくすごくよかった。いっぺんでファンになった。やわらかい歌声と、ガットギターのやわらかい音。やっぱりボサノバっていいなあ、と再確認できたライブだった。知っている曲もたくさんあったし、知らなくてもボサノバのリズムにゆったり漂っていける感じ。MCはほとんどナオミさんがしゃべっていて、ゴローさんはあんまりしゃべりは得意じゃないのかな、と思ってしまう朴訥な話し方。ジョアン・ジルベルトアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲もたくさんやってくれたし、すごくいい時間だった。最新のCDを買って、ライブ後のサイン会でサインをしてもらった。ゴローさんの本名が夫と同じということがわかったり、ナオミさんには今日着ていた牛乳石けんのTシャツをほめられたりした。今までギターを弾きたいと思ったことがなかったのだけれど、それは私が金属弦を好きじゃないからであって、ガットギターは弾いてみたいなと思った。父がガットギターを持っているので、今度貸してもらおう。

Bossa Nova Songbook 1

Bossa Nova Songbook 1

 私の実家では、妹はふたりとも楽器はやらないのだけれど、母がピアノをやっているし(短大で音楽を教えている)、私もピアノとフルートをやっていたし、父はギターを弾ける。学生時代にはグリークラブにも入っていたらしい。私が中学生くらいの頃は、父がギター、母がピアノ、私がフルートで3人で合奏していたこともある。家庭内音楽会。こういうことができる家庭で育ってよかったなあと思う。そして、夫も音楽が大好きで楽器をやる人。何回も書くけれど、楽器を弾く喜びを共有できる人でよかった。