2009_004「ホノカアボーイ」*1

　結局３月は1本も映画を観なかった。まあ、2時間くらいじっとすわっている、ということすらつらかった状況だから当たり前か。
　そんなわけで久しぶりの映画は、観られるかなー間に合うかなーと思っていたホノカアボーイ。高山なおみさんが料理を作っているというのが観たかった主な理由。「かもめ食堂」みたいな感じかなーと思っていたら、なんとなく違った。ゆるーい感じの映画、増えたなあ。でも嫌いじゃない。主役の男の子はぜんぜん知らなかったけどかわいい感じの子。私は暑いところは大の苦手で、旅行ですら行きたいと思わないけれど、ハワイならいいかな、とも思っている（理由はよくわからないけれど）。ビーさんのくるくる頭や柄に柄を重ねちゃうようなファッションセンスも、どーん！としたエデリの体つきも、レオの繊細さも、マライアのあっけらかんとした感じもすごくいい。そして「同性愛」のコイチさん！　いとし・こいしのこいしさんだったのね。ビーさんの作る料理はどれもとてもおいしそうで、だけどあんまりしっかりスクリーンには映らなくて、もっとちゃんと観たかった。すぐ近くで起こっていそうな、かわいらしいファンタジー。ホノカアに行ってみたくなった。マラサダ食べたいなー。