読書メーターまとめ

2009年6月8日 - 2009年6月14日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1214ページ

アフリカの瞳アフリカの瞳
南アフリカ共和国で、エイズと政府に立ち向かう医師、作田信。陰になり日向になり支える妻のパメラと、診療所を営むサミュエル、たくさんの仲間たち。アパルトヘイトから解放されたと思えば次にエイズに襲われた貧しい地域で、果敢に立ち向かう姿はとても勇敢だ。自分の信念を貫く意志の固さと、実行していく力の強さがまぶしくなるくらい。「知ることは力よ。知らないで、物事は変えられないわ」という言葉が身にしみる。
読了日:06月13日 著者:帚木 蓬生
遠い朝の本たち遠い朝の本たち
本たち、というタイトルではあるけれど、それはつまり本をとおしてつながっていた人たちの話だ。しげちゃんに父に妹、マドモアゼル・V、本のある空間へ導いてくれた人たち。そしてサン・テグジュペリやアン・モロウ・リンドバーグたちによって開かれた世界。須賀さんの、静かで強い芯のようなものは、こんな読書体験によって培われたものなのだとしみじみ思う。
読了日:06月11日 著者:須賀 敦子
四畳半神話大系四畳半神話大系
もちぐま
読了日:06月10日 著者:森見 登美彦
はたらきたい。はたらきたい。
社会人になって12年目だからこそ理解できるんだろうな、と思うところ多々。学生の就職活動時に読んでも、いまひとつ自分のこととしては考えられなかったかもしれないけれど、経験を積んだ今だからこそわかること。自分が何を大事にしてきたのか、これから働く上でどれを譲ってもいいかどれを譲れないか、そういうことを考えるきっかけを与えてくれる。
読了日:06月08日 著者:ほぼ日刊イトイ新聞

読書メーター

 今は『f植物園の巣穴』を読んでいる。