ブルックナー交響曲第5番

ブルックナー:交響曲第5番(原典版)

ブルックナー:交響曲第5番(原典版)

 このあいだ図書館で見つけたので借りてきた1枚。今年の1月に山響が演奏したブルックナー交響曲第5番を収録したもの。演奏会には行けなかったので、買おうかどうしようか迷っていたのだった。地方でブルックナーの生演奏を聴けるところはなかなかないから、山響がブルックナーに力を入れているというのはすごいことだと思う。まだあまり繰り返し聴いているわけではないのだけれど、どうしても書いておきたかったので。
「マエストロ、それはムリですよ・・・」 ~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~

「マエストロ、それはムリですよ・・・」 ~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~

 そして、その指揮者でもある飯森範親さんのこの本。写真だけど、私が小さく載ってるのだ。まあ、それはいいとして、日本でいちばん小さいプロオーケストラである山響が、飯森さんが指揮をすることによってどう変わっていったのかを書いている。私が人生ではじめて聴いたオケはもちろん山響で、でも私が子どもだったころはあんまりうまくないということをあちこちで聞いた(それでも聴きには行っていたけれど)。でも、ここ数年の山響のがんばりはすごい。意欲的にいろんなプログラムに取り組んで、小さいなりにもできることがあるということをちゃんと見せてくれている。地元にプロのオーケストラがあるって、いいものなんだねえ。11月には定演200回を迎えるそうで、4人の指揮者がそれぞれ指揮棒を振るのだそうだ。楽しみー。