ひとり文房具会議

 えーと、もはや手帳会議でもなく、だんだん収拾がつかなくなってきていますが、ひとり文房具会議。
 会社の特性上、会社で使う筆記用具はすべて自社製品の名前が入ったもの。次々にノベルティとして作成するので、以前のものが使い切れていないのに新しいものが来るのでどんどんたまっていく、という悪循環。そんなわけでペン類だけは潤沢にあるので、いろいろ使い比べができる。私はもともと油性のボールペンがあまり好きではないのだけれど(書き始めのダマになる感じや、書いているあいだにペン先がつっかかるようなかすれる感じが気に入らない)、三菱鉛筆JET STREAMはすごく書きやすい。ゲルインキみたいな書き心地ですごくなめらかに書けるので、もっぱら職場でボールペンを使うときはこれを選んでいる。ただこのJET STREAM、長時間たつと紙によっては裏抜けしてしまうそう。手帳にもこのペンを使っているのだけれど、どうなるのか何ヶ月かたったら気にして見てみよう。
 シャーペンは、私のペン立てから誰かが持っていってしまったらしく、なくなってしまったので、これも倉庫を漁ってDr.GRIPの4色ボールペン+シャーペンを見つけた。Dr.GRIPはシャーペン単体のものを学生・編集者時代によく使っていたので使いやすいのは知っているけれど、クリップ部分がシャーペンのノックになっているのは使いにくいし、クリップが上を向いているときはいいけれど手に当たるとわずらわしい。家から何か適当なシャーペンを持ってきたほうがよさそうだなあ。
 筆記用具にこだわるの、そういえば高校生のときとかもそうだったなーと思い出す。手帳も、今でこそ1年1冊タイプのものを使っているけれど、学生時代から10年近くシステム手帳を使っていたのだった。SAZABYの、真っ赤な革のもの。今でも自宅にしまってある。イギリスにも持っていったので、BTのテレホンカードや向こうで知り合った人の住所が書いてある紙の切れっぱしなんかも挟まっているはず。いつか、またあのシステム手帳を使うのもいいな。会社の人の手帳を盗み見るのも、すごくおもしろい。厚さが5センチくらいありそうな分厚いシステム手帳を使っている人、会社のノベルティの小さくて薄いものを使っている人、iPhoneで管理している人、いろいろ。