交わらない

　昨日、ツイッターで祭りみたいに盛り上がっていたのは、小沢健二復活のニュース。名前は知っているけれど曲をちゃんと聴いたことはないし（CMで「カローラIIに乗ーってー」っていう部分だけは知っている）、フリッパーズギターというユニットも知らないし（「オザケンがいたの？　誰とやってたの？」というレベル）、HEY!HEY!HEY!での「僕の子猫ちゃん」という発言で「うわー、なんてイタイ人なんだ」と思った人だし、まったく興味もないし聴く気もない。でも、好きな人はすごく好きなのね。びっくり。自分のベクトルと他人の興味が交わらないということを痛感する話題だった。
　そして、オザケンオザケン盛り上がっている横で、私が昨日聴いていたのはこれ。

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

　6月にある西本智実さん（SUZUKIのCMでおなじみの女性指揮者）指揮のリトアニア国立交響楽団のコンサートの先行予約に申し込んだら、無事席が取れた。なんたって、曲目がすごい。ヴェルディの歌劇『運命の力』より序曲、シューマンのピアノ協奏曲、ムソルグスキーの「展覧会の絵」、ラヴェルのボレロ。 どんなふうに振るのか、ちょっと楽しみなような怖いような。